秩父宮殿下が昭和16年より10年間、御療養生活を送られた御別邸でした。妃殿下の御遺言で、御殿場市に遺贈されました。地元の人々に慕われていたおふたりの様に、飾り気のない優しさと静かさで、私達を迎えてくれる公園です。
四季折々の草花を、自然のままに楽しめる庭や、当時の母屋だった茅ぶきの記念館、展示室など、往時の姿がそのまま目に浮かぶようです。
水ヶ塚公園は、標高1,450m、富士山スカイラインの途中にあります。公園の目の前には、宝永火口がばっくり口をあけた、でっかい富士山が! その迫力には誰もがびっくり。美しい新緑や紅葉の風景、冬は雪遊びを楽しむことができます。ここを起点に、須山口登山道を使い、御殿庭、幕岩、宝永火口、新五合目というルートでの富士山ハイキングは、富士山の大自然を満喫できますよ。
平成18年4月に完成した桜公園。整備される以前から盆踊り、さいと焼き、子供相撲などが催され、地区の人々にとって身近な場所でした。戦前には、競馬も行われていたそうです。
以前からの桜を可能な限り生かした「中央園区」、空中回廊のある「西園区」、アスレチック遊具のある「樹林地園区」から成る広~い公園です。
箱根外輪山の中腹にあり、御殿場の全景を一望できる公園です。昭和38年、日蓮上人の教えを基に、日本山妙法寺の堀内氏が平和を願い私財を投じ建立、以来長く市民に親しまれています。
大きな富士山を真正面に見ることができ、また、桜、つつじ、新緑、紅葉と、いつ訪れても美しい景色に癒される場所です。
豊かな自然と心あたたかな里の人々、優しい母の愛情。たくさんのものに囲まれ、金太郎は小山町で生まれ育ちました。金太郎の誕生地周辺は「坂田屋敷」と呼ばれていました。その一帯を整備したのが金時公園です。
毎年春の「金太郎春まつり」では、元気な金太郎にちなんで子供相撲を行います。
ここの遊歩道から林道を使い、不老山や世附峠へ向うことができます。
御殿場線が、まだ東海道本線だったころ、この付近は「佐野瀑園」と呼ばれ、遠くからの観光客でにぎわいを見せていました。そのころ歌人の若山牧水も何度かここを訪れています。昭和9年、それまで東海道本線だった路線が御殿場線になり、人の流れが変わると次第に客足が遠のいていきました。昭和49年佐野瀑園は「裾野市中央公園」に生まれ変わりました。五竜の滝を中心に美しく整備された日本庭園や重要文化財植松家住宅などもあり、私達にうるおいを与えてくれています。
富士山大噴火(1707年)で埋まった溶岩地帯。その跡に永い年月の間に樹木が茂り、変化に富んだ森が生まれたのがここ富士山御胎内清宏園です。
溶岩隧道(洞くつ)や、奇石・溶岩樹型、溶岩でできた池など、園内は不思議な景色だらけです。うっそうとした森には様々な種類の鳥たちも遊びに来てくれます。
東国と西国を結び、いにしえの人々が足を留めた足柄路。足柄城址や足柄の関跡、聖天堂遊歩道など歴史に彩られた見どころが多くあります。
毎年4月20日には聖天堂の大祭、9月第2日曜日には足柄峠笛まつりが行われています。
また、元旦には、金時山山頂と足柄峠で初日の出記念バッジを配っています。
本格的な運動競技をする為の陸上競技場・野球場・テニス場があります。400mトラックは日本で初めて造られたブルートラック。青い色には心を落ち着かせる働きがあり、良い記録が出ます。芝生の上には、110mと33mのローラー滑り台があり、子供達に大人気です。
サッカーや野球のできるグラウンドは、応援団も思わず走り出したくなる程の広さです。
遊具や砂場のある子供の広場は、明るく見通しが良いので安心です。せせらぎの中を歩ける遊歩道や、あずまやのある池など、魅力ある、憩いの場が沢山あります。