「市長特別賞」をいただいた弊社 込山絵理の作品です。
赤富士(イチゴ)が椿の花(淡いピンクの餅)でほんわり包まれています。
デザイン画のイメージ通り、ふっくら優しく仕上げていただきました。
●貴重なお話〈その2〉
込山の作品に使われているイチゴは静岡を代表するべにほっぺ。
酸味も甘味もあるので和菓子にも合うのだそうです。
●貴重なお話〈その3〉
「大福を作っておいてからイチゴを上から乗っけて作るんですか?」の質問には
「その逆です。下にしたイチゴの上から、まだ柔らかい状態の生地をたらしながら成形しています。」
生地の温度が高い状態だとゆるゆるで形にならず、冷めてしまうと生地が固くなってしまうので、
生地がちょうど良い温度(40℃~42℃)の時にさっさと作るのだそうです。
●貴重なお話〈その4〉
大福の生地は、儚げとも思える程の淡いピンク色をしています。
「これ以上白くすると白く見えてしまう。」
「これ以上ピンクを濃くすると品がない。」
ギリギリの色を決めるのにも、職人さんは苦心したそうです。